FIREとは?32歳会社員がFIREを目指す理由と現実的な考え方

FIRE・お金

最近、「FIRE」という言葉を見かけることが増えました。
みなさんも、FIREという言葉を聞いたことがありますか?

FIREとは、

Financial Independence, Retire Early

の略で、日本語にすると、

経済的自立と早期リタイア

という意味になります。

簡単に言えば、生活費を資産収入でまかなえる状態を作り、会社に頼らず生きられる選択肢を持つことです。

「働かずに遊んで暮らす」というイメージを持たれることもありますが、FIREとは人によってとらえ方が異なると思っています。

自分にとってのFIREは、

嫌な仕事を無理に続けなくてもいい状態を作ること。
働き方を自分で選べるようになること。
人生の主導権を少しずつ取り戻すこと。

そういうものだと考えています。

今回は、FIREとは何か、自分がなぜFIREを目指しているのか、そして現実的にどう進めていくつもりなのかをまとめてみます。

FIREとは何か

FIREは、資産を作り、その資産から得られる利益や取り崩しによって生活できる状態を目指す考え方です。

よく使われる考え方に、4%ルールがあります。

これは、初年度に資産の4%を取り崩し、翌年以降はその金額を物価上昇に合わせて調整しながら生活費にあてる、という考え方です。

例えば、年間生活費が200万円なら、

200万円 × 25年分 = 5,000万円

年間生活費が240万円なら、

240万円 × 25年分 = 6,000万円

がひとつの目安になります。

つまり、年間生活費の25倍の資産を作れば、初年度に資産の4%を取り崩すことで、生活費の目安をまかなえる可能性がある、という考え方です。

ただし、4%ルールは主に過去の米国市場をもとにした考え方なので、日本でそのまま使える絶対的なルールではありません。

実際には税金、社会保険料、物価上昇、相場の上下、家族構成、住む場所などによって必要な金額はがらりと変わります。

それでも、

「自分が自由に生きるには、どのくらいのお金が必要なのか」

を考えるきっかけとして、FIREという考え方はかなり役に立つと思っています。

FIREにもいろいろな種類がある

一言でFIREと言っても、実はいくつか種類があります。

代表的なものは、次のようなものです。

Fat FIRE

Fat FIREは、かなり大きな資産を作って、余裕のある生活をしながら完全リタイアを目指すスタイルです。

生活費を極端に切り詰めるというより、旅行、趣味、外食なども楽しみながら暮らせる状態を目指します。

例えば、年間生活費を500万円〜1,000万円ほど見込む場合、4%ルールで考えると必要資産は1億2,500万円〜2億5,000万円ほどになります。

もちろん、実際に必要な金額は家族構成や住む場所、生活スタイルによって変わります。

ただし、その分かなり大きな資産が必要になります。

バリバリ働いて、やりたいことのためにはしっかりお金を使いたい。
そういう人には向いているかもしれません。

普通の会社員がいきなり目指すには、ハードルはかなり高めです。
誰しもが一度は夢見ては、現実の必要資産額を見てそっと電卓を閉じるタイプのFIREです。笑

Lean FIRE

Lean FIREは、生活費をかなり抑えて、少ない資産でFIREを目指すスタイルです。

節約が得意な人や、ミニマルな暮らしが好きな人には向いていると思います。

ただ、これはなかなか人を選びます。

このFIREは、節約が完全に生活の一部になります。
頑張って節約をするのではなく、息をするように節約できる人が適しています。

極端な例では、年間の生活費を100万円以内に収める!なんて人もいます。

私には合わないかなと思いました。

なぜなら、FIREした後も趣味やブログ、ゲーム制作、ボードゲームカフェなど、自分の楽しみはある程度残したいからです。

生活費を削りすぎて、ただ我慢するだけの生活になってしまうと、それはそれで本末転倒な気がします。

Side FIRE

Side FIREは、資産収入だけで完全に生活するのではなく、資産収入と軽い労働や副業収入を組み合わせるスタイルです。

個人的には、これが一番現実的で、多くの人に向いているFIREだと思っています。

例えば、

  • 投資資産からの取り崩し
  • ブログ収益
  • ゲーム制作の収益
  • 短時間勤務
  • 低ストレスな仕事

こういったものを組み合わせて、フルタイム労働から少しずつ距離を取っていく形です。

自分の場合、完全に働かない生活よりも、

嫌な働き方から離れて、自分で働く量を選べる状態

の方が目標に近いです。

Barista FIRE

Barista FIREは、生活費の一部を資産収入でまかないつつ、パートやアルバイトなどで足りない分を補うスタイルです。

海外では医療保険の関係で語られることも多いようですが、日本でも考え方としては参考になります。

完全リタイアではなく、

「週5フルタイムでは働かない」
「生活費の半分くらいは資産に助けてもらう」
「収入は少なくても、ストレスの少ない働き方を選ぶ」

という方向です。

個人的には、Side FIREとかなり近い感覚で見ています。

ただし、パートやアルバイトで働く場合、雇われる立場になる可能性があることは頭の片隅に置いておく必要があります。

自分がFIREを目指す理由

自分がFIREを目指す理由は、かなり正直に言えば、

働くことで過度なストレスを抱え続けたくない。ストレスを減らして生きたい。

です。

仕事そのものが全部嫌いというわけではありません。

有給が取りやすい、ボーナスがある、安定しているなど、今の仕事にも良いところはあります。

ただ、それでも、

  • 通勤時間が長い
  • 対人対応の負荷がある
  • 夜勤がある
  • 電話や来客対応で疲れる
  • マニュアルが曖昧な仕事が多い
  • 自分の時間と体力が削られる

こういった部分が積み重なると、

「この働き方をあと何十年も続けるのか」

と考えてしまいます。

だから、自分にとってFIREは単なるお金の話ではありません。

人生の逃げ道を作ること。
心の余裕を作ること。
選択肢を増やすこと。

この意味が大きいです。

FIREは「働かないため」だけではない

FIREというと、

「一刻も早く仕事を辞めたい人の考え方」

という印象を持たれるかもしれません。

もちろん、自分にもそういう気持ちはあります。

ただ、最近は少し考え方が変わってきました。

完全に働かないことだけが目的ではなく、

働き方を選べる状態になること

が大事なのではないかと思っています。

例えば、資産がほとんどない状態だと、嫌な仕事でも簡単には辞められません。

生活費、奨学金、車、医療費、将来の不安。

いろいろ考えると、収入を失うことが怖くなります。

でも、ある程度の資産があれば、

「最悪、少し休んでも大丈夫」
「転職に失敗しても即詰みではない」
「収入が下がっても生活はできる」
「嫌な環境から離れる選択肢がある」

と思えるようになります。

この安心感は、かなり大きいです。

FIREは、仕事を完全に辞めるためというより、

仕事に人生を握られすぎないための考え方

なのかもしれません。

現在の自分の資産状況

現時点で、自分はオルカンを中心に投資をしています。

資産はまだFIREできるほどではありませんが、少しずつ積み上げている段階です。

投資を始めた頃は、

「本当にこれで意味があるのか?」

と思うこともありました。

初めのころは、月3万円の投資が限界でした。

実際、月3万円の投資だけで6,000万円を目指すとなると、平均的なリターンを想定してもかなり長い時間がかかります。

だからこそ、FIREを目指すなら、

投資だけに頼りすぎないこと

も大事だと思っています。

投資は大きな柱ですが、それだけで一気に自由になるのは簡単ではありません。

収入を増やすこと。
その手段のひとつとして、副業を育てることも必要だと感じました。

自分が目指すFIREの形

自分が目指しているのは、完全リタイアというより、

Side FIRE寄りのセミFIRE

です。

いきなり仕事を辞めて、資産収入だけで暮らす。

これは理想ではありますが、かなりハードルが高いです。

それよりも現実的なのは、

  • 本業で資産を作る
  • オルカン中心に長期投資を続ける
  • ブログを育てる
  • ゲーム制作を続ける
  • 副業収益を少しずつ作る
  • 将来的に働く時間を減らす

という流れです。

なにより、自分の好きなこと、得意なことで稼ぐということに憧れがあります。

まずは、

副業で1円を稼ぐこと。

その次に、

月1,000円。
月1万円。
月5万円。

このように段階を踏んでいきたいと思っています。

投資だけでFIREを目指すと、必要資産がかなり大きくなります。

でも、副業で月5万円の収入が作れれば、必要な資産額はかなり変わります。

月5万円は年間60万円です。

年間生活費のうち60万円を副業でまかなえるなら、その分だけ資産に頼る割合を減らせます。

これはかなり大きいです。

FIREを目指すうえで大事だと思うこと

FIREを目指すうえで大事なのは、極端な節約だけではないと思っています。

もちろん、無駄遣いを減らすことは大事です。

でも、何でもかんでも我慢して、今の生活がつまらなくなってしまうと続きません。

自分の場合、ボードゲームカフェに行ったり、推しのライブに行ったり、ゲームをしたりする時間はかなり大事です。

これらを全部削ってまで資産形成をするのは、少し違う気がします。

大事なのは、

満足度の低い支出を減らして、満足度の高い支出は残すこと

だと思います。

なんとなく買うコンビニ飯や飲み物を減らす。

使っていないサブスクを見直す。

高いだけで満足度の低い買い物を減らす。

その一方で、自分の人生にプラスになるものにはお金を使う。

このバランスが大事だと思っています。

FIREを目指すメリット

FIREを目指すメリットは、実際に達成する前からあります。

なぜなら、FIREを目指し始めると、

  • 自分の生活費を把握する
  • 資産額を確認する
  • 支出の優先順位を考える
  • 収入の増やし方を考える
  • 将来の働き方を考える

ようになるからです。

これは、かなり大きな変化です。

FIREできるかどうか以前に、

お金と人生について自分で考えるようになること。

そして、

漠然としていた将来の輪郭が少し見え始めること。

この時点で、かなり意味があります。

何となく働いて、何となく使って、何となく不安になる。

その状態から少し抜け出せるだけでも、FIREを目指す価値はあると思います。

それに、たとえ途中で挫折したとしても、ある程度のお金は貯まっていることでしょう。

その後の人生は、今までより豊かになると思います。

FIREを目指すデメリットや注意点

一方で、FIREには注意点もあります。

まず、相場に左右されます。

投資をしている以上、資産は増える時もあれば減る時もあります。

順調に増えている時はいいですが、暴落した時にメンタルが揺れる可能性はあります。

また、FIREを意識しすぎると、今の生活を楽しめなくなる危険もあります。

「これを買ったらFIREが遠のく」
「遊びに行くのは無駄遣いでは?」
「もっと節約しないと」

こう考えすぎると、人生が窮屈になります。

FIREは自由になるための手段のはずなのに、FIREのために今が苦しくなりすぎる。
これはFIREを目指す人が通る、あるあるだと思っています。

だから、自分は無理な節約よりも、

続けられる資産形成

を重視したいです。

これからやること

これから自分がやることは、大きく分けると3つです。

1. 本業で安定収入を得ながら投資を続ける

まずは本業の収入をベースに、オルカン中心の積立投資を続けます。

今すぐ大きく増やそうとするよりも、長期で積み上げることを重視します。

相場の上下に振り回されすぎず、淡々と続ける。

最近は、株価のチェックも2〜3週間に1回程度にしています。

これが基本方針です。

2. ブログとゲーム制作を育てる

副業として、ブログとゲーム制作を続けていきます。

ブログは、FIRE、ダイエット、ゲーム制作、日記、ボードゲームカフェなど、自分の実体験をもとに記事を書いています。

記事を積み上げていけば、自分の経験が資産になる可能性があります。

ゲーム制作も同じです。

今はまだ初心者ですが、小さなゲームを作りながら、少しずつ技術を身につけていきたいです。

3. 健康とメンタルを守る

FIREを目指すうえで、資産形成と同じくらい大事なのが健康です。

お金が増えても、体調やメンタルを壊してしまったら意味がありません。

特に自分の場合、仕事のストレスや夜勤、通勤時間などもあるので、無理をしすぎないように気を付けています。

運動、睡眠、食事、メンタル管理。

このあたりも、FIREへの土台だと思っています。

健康な状態で長く働けることも、資産形成の一部です。

まとめ:FIREは人生の選択肢を増やすための考え方

FIREとは、経済的自立と早期リタイアを目指す考え方です。

ただ、自分にとってのFIREは、

仕事を完全に辞めることだけが目的ではありません。

本当に目指したいのは、

嫌な働き方に縛られすぎないこと。
自分で働き方を選べるようになること。
人生の選択肢を増やすこと。

そのために、投資を続ける。

支出を整える。

ブログやゲーム制作を育てる。

健康とメンタルを守る。

この積み重ねが、自分にとってのFIREへの道だと思っています。

まだまだ道のりは長いです。

でも、何も考えずに働き続けるよりは、少しずつでも自由に近づいている感覚があります。

今すぐ人生が変わるわけではありません。

それでも、資産を増やし、スキルを増やし、選択肢を増やしていけば、数年後の自分は今よりも少し楽になっているかもしれません。

そんな感じで、焦らず、止まらずに少しずつ進めていきたいと思います。

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