適応障害で休職して、FIREを目指す理由がはっきりした話

FIRE・お金

以前の記事では、適応障害で休職するまでの流れや、休職中の過ごし方について書きました。

前回の記事:適応障害で1年休職した話。限界に気づけなかった私が休むまでの記録

今回はその続きとして、休職を経験してから、自分の働き方やFIREについてどう考えるようになったのかを書いていきます。

もともと、休職する前からFIREには興味がありました。

将来的には経済的な余裕を持ち、今の仕事だけに縛られず、自分の好きなことや得意なことで生きていけるようになりたい。

そんな思いは以前からありました。

ただ、休職する前の段階では、FIREはただの理想でした。

「いつかそうなれたらいいな」
「資産を増やして、早く仕事を辞められる状態になれたらいいな」

そのくらいの感覚だったように思います。

しかし、実際に適応障害で休職したことで、その考え方は大きく変わりました。

FIREは単なる憧れではなく、自分の人生を守るための現実的な目標なのだと、改めて感じるようになりました。

休職をきっかけに、FIREへの思いが強くなった

休職を経験して強く感じたのは、会社や職場だけに自分の生活を預けているという紛れもない事実です。

このまま今の仕事を続けて、また同じように心身を壊してしまったらどうするのか。

今の職場や仕事がどうしても合わなくなったとき、自分には他の選択肢があるのか。

休職中は、そういうことを何度も考えました。

私の仕事では、クレーム対応や強い口調で怒鳴られることも珍しくありません。

もちろん、仕事である以上、仕方ない面もあります。

どんな仕事にも、ある程度のストレスはあると思います。

それでも、心身を削るような働き方を続けるしかない状態は、やはり苦しいものがあります。

休職する前は、多少つらくても我慢するしかないと思っていました。

怒られるのも仕事のうち。誰かがそんなことを言っていた気がします。

みんな大変な中で働いている。

自分だけ逃げるのは甘えなんじゃないか。

そんなふうに考えていた部分もありました。

でも、実際に体調を崩して休職することになり、考え直しました。

心身を壊してまで、同じ場所で戦い続ける必要はないのではないかと。

その場がつらいなら逃げたっていい。

戦うことから逃げなければ、別の場所で戦ったっていい。

道は一つだけじゃない。

副業は、嫌な仕事からの脱出装置になる

休職を経験してから、自分の好きなことや得意なことで働き、お金を稼げるようになりたいという思いがより強くなりました。

その思いが、のちにブログ活動やゲーム作りにつながっていきました。

もちろん、好きなことで働くからといって、楽しいことだけではないでしょう。

ブログでも、ゲーム制作でも、副業でも、続けていくには地道な作業が必要です。

すぐに結果が出ないかもしれない。

むしろ、最初はほとんど収益にならないことの方が多いと思います。

それでも、自分で選んだことに時間を使い、自分が納得できる形で収入を作っていくことには、大きな意味があると思っています。

私にとって副業は、単にお金を増やすためだけのものではありません。

嫌な仕事や、自分を壊してしまうような環境から離れるための「脱出装置」のような役割もあると思っています。

今の仕事がつらくなったとき。

今の職場にどうしても耐えられなくなったとき。

そのときに、収入源が会社の給料だけしかなければ、簡単には逃げられません。

でも、少しでも副業収入があれば。

資産形成が進んでいれば。

完全に自由とまではいかなくても、選べる行動は増えていくはずです。

転職したり、働き方を変えたり、副業を本業に近づけたり。

そういう選択肢を持てるだけでも、心の余裕はかなり変わると思います。

嫌な仕事から逃げてもいいと思うようになった

少し前にドラマにもなった「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉があります。

これはハンガリーのことわざが由来とされている言葉だそうです。

逃げることは、一見すると恥ずかしいことかもしれないが、それが最善手であることもある。そんな感じの意味だったと思います。

逃げることで自分を守れることもあります。

この考え方は、休職を経験した自分にとって、かなり大切なものになりました。

嫌だったら仕事から逃げてもいい。

そう考えるようになってから、FIREや副業は、ただの憧れではなくなりました。

それは、自分の人生を守るために、少しずつ選択肢を増やしていくための手段なのだと思うようになりました。

資産を作り、副業を育てる。

自分の逃げ道を増やしていくことが大切なのだと思います。

休職して、雇われていることの強さも感じた

一方で、休職を経験したことで、雇われていることの強さも感じました。

FIREを目指していると、どうしても会社員という働き方をネガティブに見てしまうことがあります。

自由が少なく、人間関係を選べない。上司ガチャなんて言葉もありましたね。

仕事内容を自分で決められないし、理不尽なことがあっても簡単には逃げられない。

そういった面は確かにあります。

私自身、最終的には自営業や副業など、自分の好きなことや得意なことで生計を立てられるようになりたいと思っています。

しかし、休職を経験して、今のように雇われている状態には、それはそれで大きな強みがあるのだと実感しました。

私の場合、休職中であっても一定額の収入がありました。

たしか給料の6割だかを受け取っていました。

将来への不安もありましたし、復職できるのかという不安もありました。

それでも、心身を崩して働けなくなったときに、すぐに収入がゼロにならなかったことは本当に大きかったです。

これは、自営業や個人事業で働く場合には、かなり意識しなければいけない部分だと思います。

もし自分ひとりの仕事で収入を得ていて、何らかの理由で働けなくなった場合、その瞬間に収入が止まってしまう可能性があります。

ブログや事業が自動的に収益を生み続ける仕組みになっていれば別かもしれませんが。

でも、少なくとも自分の労働に大きく依存している状態では、自分が止まると収入も止まってしまいます。

収入が止まらなくとも、大きく減るのは事実です。

そう考えると、会社員という立場には、守られている部分も確かにあるのだと感じました。

FIREを目指すなら、働けないリスクも考えたい

休職中に感じたのは、働けないことそのものの怖さでした。

仕事がつらいから逃げたい。

自分の好きなことで生きていきたい。

そう思う気持ちに変わりはありません。

でも同時に、勢いだけで会社員という立場を手放すのは危ういとも感じました。

FIREを目指すなら、ただ資産を増やすだけではなく、働けなくなったときのリスクも含めて考える必要があります。

FIREの計画に余剰分を追加したり、収入を複数作ったりなど、何かしらの対策を講じる必要があります。

体調を崩したときに、どれくらい生活を維持できるのか。

自営業になった場合、収入が途絶えたときにどうするのか。

そういうことまで考えて、計画を立てる必要があると改めて思いました。

FIREというと、どうしても「早く仕事を辞めること」に意識が向きがちです。

でも、休職を経験した自分にとって、FIREはただ仕事を辞めるためのものではありません。

働けなくなったときにも、自分の生活を守れるようにすること。

嫌な環境にしがみつかなくてもいい状態を作ること。

そのための資産形成であり、副業なのだと思うようになりました。

今は会社員を続けながら、ブログと資産形成を積み上げたい

とはいえ、休職中にすぐ副業を始められたわけではありません。

休職中は、まず日常生活を取り戻すことで精一杯でした。

最初から何か新しいことに挑戦できるような状態ではありませんでした。

復職してからも、しばらくは仕事に慣れるだけでかなり消耗していました。

ちゃんと仕事はできるか、また症状が再発しないか、不安もありました。

復職して半年ほど経ち、ようやく生活や仕事にも少しずつ慣れてきた頃、このブログ活動を始めました。

このブログを育てていき、いつかFIREへ近づければな、なんて思っています。

少しずつ積み上げていけば、いつか何かにつながるかもしれません。

自分の人生を少しでも自分で選べる状態に近づけるために、会社員として働きながら、ブログと資産形成を続けていきたいと思っています。

まとめ:FIREは逃げではなく、選択肢を増やすための手段

適応障害で休職したことで、FIREを目指す理由が自分の中ではっきりしました。

実際に心身を崩して働けなくなったことで、会社の良いところ、悪いところを客観的に見ることができました。

FIREを目指すにあたって考えること、覚悟すること、そういったことが浮き上がってきた気がします。

それでも、副業を行い、資産形成を続ける。

そうした小さな積み重ねが、いつか自分の逃げ道になり、選択肢になり、支えになるのだと思いました。

休職を経験したからこそ、無理に同じ場所で戦い続ける必要はないと感じました。

これからも少しずつ、自分の人生を守るための準備を続けていきたいと思います。

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