なぜ私は資産の大半をオルカンに投資しているのか

FIRE・お金

以前、SOXLについての記事を書きました。

前回記事:SOXLで100万円の利益が出たけど、車代に消えた話。レバレッジ投資で感じた怖さ

SOXLは、うまく乗れれば大きな利益を狙える投資先です。
実際に私も、過去にSOXLで利益を出すことができました。

ただ、現在の私の資産の大半はSOXLではありません。

私が資産形成の主力にしているのは、オルカンです。

オルカンとは、正式には「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託です。
日本を含む先進国や新興国の株式に幅広く投資できる商品で、これ1本で世界中の多くの企業に分散投資できるという優れものです。

今回は、なぜ私が資産の大半をオルカンに投資しているのか。
その理由についてまとめていきます。


オルカンを選んでいる理由

私がオルカンを選んでいる理由はいくつかあります。

大きく分けると、

・全世界に分散投資できる
・自分で銘柄を選び続けなくていい
・維持管理コストが低い
・長期投資と相性がいい
・毎月淡々と積み立てやすい

このあたりです。

順番に書いていきます。


全世界に分散投資できる

オルカンを選んでいる一番大きな理由は、全世界に分散投資できることです。

個別株の場合、ひとつの会社に集中して投資することになります。
その会社が大きく成長すれば利益も大きくなりますが、業績悪化や不祥事などがあれば、大きく下がる可能性もあります。

特定の国に集中する場合も同じです。

例えば、日本株だけ、米国株だけ、といった投資をする場合、その国の経済状況や政治、為替、金利などの影響を強く受けます。

その点、オルカンは日本、アメリカ、ヨーロッパ、新興国など、世界中の株式にまとめて投資できます。

ひとつの会社、ひとつの国に集中するよりも、リスクを分散しやすい。
これが、オルカンを主力にしている大きな理由です。


自分で銘柄を選び続けなくていい

オルカンの良いところは、自分で細かく銘柄を選び続けなくていいところです。

オルカンは指数に合わせて中身が見直されます。
成長している企業や国の比率が上がり、存在感が下がったものは比率が下がっていきます。

自分で世界中の銘柄を選び直さなくても、その時代に合わせてある程度調整してくれるので、自分で調節する必要がないのがありがたいです。


維持管理コストが低い

オルカンを選んでいる理由として、維持管理コストの低さもあります。

投資信託は、持っているだけで信託報酬というコストがかかります。
オルカンはこの信託報酬がかなり低く、長期で持ちやすい商品です。

わずかな%と聞くと小さく見えるかもしれません。
しかし、資産額が大きくなってくると、この差はかなり大きくなります。

例えば、1,000万円の1%は10万円です。
1億円の1%なら100万円です。

積み立て投資は長期スパンで考えます。
1年で100万円なら10年で1,000万円という莫大な額になります。
資産形成を続けていき、投資額が大きくなるほど、毎年かかるコストの差は無視できなくなります。

投資成績を完璧に読めるわけではありませんが、長く持つなら余計なコストはできるだけ抑えたいところです。

低コストなオルカンは、自分にはかなり相性がいいと感じています。


長期投資と相性がいい

オルカンは、短期間で一気に大きな利益を狙う商品というより、長期でコツコツ積み立てる商品だと考えています。

全世界株式に投資することで、世界経済全体の成長に乗る。
これが基本的な考え方です。

15年、20年という長い期間で見たときに、世界経済が少しずつ成長していくなら、その成長に乗れる可能性は高いです。(そうでなくては困ってしまう)

私の場合、投資で短期間に大きく勝つことよりも、長く続けられる仕組みを作ることを重視しています。

その意味で、オルカンは自分に合っていると感じています。


毎月10万円を積み立てている

私は現在、毎月10万円をオルカンに積み立てています。

一括でタイミングを狙うのではなく、毎月同じ金額を買っていく形です。
いわゆるドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法とは、簡単に言うと相場に関係なく一定間隔で一定の額を購入する方法です。

相場は読めないのが大前提で、毎月決まった金額を淡々と積み立てる方が自分には合っています。

購入も楽天証券の積み立て設定をしているので意思が介在する隙がありません。
最近ではどうせ上がるやろと数か月に一回程度しか株価をチェックしていません。
それくらい株を買うことが日常になりました。


NISAとの相性もいい

オルカンはNISAとの相性もいいと感じています。

NISA口座で購入すれば、運用益が非課税になります。
長期で積み立てていくつもりなら、この非課税のメリットはかなり大きいです。

私の場合、毎月10万円をNISA枠で積み立てています。

ボーナス月、つまり6月と12月にはさらに成長投資枠に15万ずつ、計30万を追加しています。


オルカンを買ううえで理解しておきたい注意点

ここまでオルカンを選んでいる理由を書いてきましたが、オルカンにも注意点はあります。

私が特に理解しておいた方がいいと思っているのは、

・アメリカ比率がかなり高い
・為替ヘッジなし
・短期では普通にマイナスになる

この3つです。


全世界株式だが、アメリカ比率はかなり高い

オルカンは全世界株式ですが、世界中の国に均等に投資しているわけではありません。

中身を見ると、アメリカの比率がかなり高いです。
現時点では、全体の6割以上がアメリカです。

つまり、オルカンを買っているつもりでも、実際にはアメリカ株の影響をかなり受ける商品でもあります。

「全世界に分散しているから、アメリカの影響を受けない」というわけではありません。

世界の株式市場の中でアメリカ企業の存在感が大きいから、その分だけ比率が高くなっている。
世界の市場を並べてみたら、そうなるのは当然の結果だと思っています。


為替ヘッジなしなので、円高・円安の影響を受ける

オルカンは為替ヘッジなしの商品です。

海外株式に投資しているため、株価の値動きだけでなく、円高・円安の影響も受けます。

円安になれば、基準価額にプラスに働きやすいです。
逆に円高になると、基準価額にはマイナスに働きやすいです。

株価が上がっていても、為替の影響で思ったほど増えないこともあります。
逆に、株価以上に円安の影響で増えることもあります。

そういう前提でオルカンを買っています。


短期では普通にマイナスになる

オルカンは長期投資向けの商品として語られることが多いです。

ただ、短期で見れば普通にマイナスになります。

これはオルカンに限った話ではなく、株式に投資している以上、避けられないことだと思っています。

1年単位で見れば、マイナスになる年もあるはずです。
大きく下がる場面もあると思います。

むしろ、株式投資をしているなら、どこかで下がる場面は起きて当然だと思っておいた方がいいです。
大事なのは、そのときに慌てて売らないことです。

とはいっても、自分もまだ大きな下落相場には出くわしていないので、その時に自分がどう動くのか(動かないのか)興味はあります。

長期で平均して見れば成長が期待できるとしても、途中では必ずブレます。
右肩上がりに一直線で増えていくわけではありません。

そのブレに経済的、精神的に耐えられる金額で投資する。
生活費や近いうちに使うお金まで突っ込まない。
下がったときも積み立てを続けられる仕組みにしておく。

この心構えは必要だと思っています。


SOXLは攻め、オルカンは土台

SOXLのようなレバレッジETFは、うまくいけば大きな利益を狙えます。

実際に私も、SOXLで利益を出すことができました。
ただ、値動きはかなり激しいです。

上がるときは一気に上がりますが、下がるときもかなりきついです。
資産の大半を入れるには、精神的にしんどいと感じました。

私の中では、SOXLは攻めの投資です。
一方で、オルカンは資産形成の土台です。

短期間で爆発的に増やすことを狙うなら、オルカンは物足りないかもしれません。
ただ、私が目指しているのは、一発逆転ではなく、長く続けられる資産形成です。

仕事をしながら、ブログを書きながら、ゲーム制作も進めながら、淡々と積み立てる。
その土台として、オルカンはちょうどいいと感じています。


まとめ

私が資産の大半をオルカンに投資している理由は、全世界に分散投資できて、維持管理コストが低く、長期で積み立てやすいからです。

毎月10万円を淡々と積み立てられる。
投資に張り付きすぎず、仕事や副業、自分の生活にも時間を使える。

この距離感が、自分には合っています。

一方で、オルカンにも注意点はあります。

下落リスク、為替リスク、アメリカ中心リスク、様々なリスクが潜んでいます。
肝心なのは自分がどこまで許容できるか、その範疇を超えたらしんどいというラインを把握すること。
自分はこれからもこつこつ積み上げていきたいと思います。

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